タイプチロングスティの基本 バンコクの公共交通機関
ベテラン本格おっさん、パッタイ大好きKUROちゃんです。
今回もタイの基本情報のおさらいです。
実際プチロングステイするとしたら、当然、行動の足(交通)が大事になりますよね。
バンコクの移動手段は、鉄道、バス、タクシー、船、トゥクトゥク、バイクタクシーと様々です。公共交通機関を賢く利用するのが、プチロングステイの基本ですので、まずは簡単に解説します。
ARL(エアポート・レール・リンク)
エアポート・レール・リンクは、2010年に開通した、スワンナプーム国際空港駅とバンコク中心地を結ぶ、タイ国鉄が運営する高架鉄道。市内のパヤタイ駅までの所要時間は約30分ほどです。
正直、空港からはまだタクシーが直接目的地に行けて便利なので、利用価値は少し低い気がします。
BTS(スカイトレイン)
バンコクの交通渋滞はとても激しいので、交通渋滞緩和のために1999年に運行を開始した高架鉄道です。
バンコクの主要エリアを結んでいるので、最も利用価値のある交通手段です!
現在BTS(スカイトレイン)は、シーロム線とスクンビット線の2つのルートを運行していて、サイアム駅で乗り換えが可能。どちらも6:00〜24:00の営業時間内に、約3分〜8分の間隔で運行していて、時刻表はありません。運賃は距離に応じて16バーツ(約56円)〜です。
MRT(地下鉄)
2004年に開通したMRT(地下鉄)は、バンコク中心地を走る全長20kmの地下鉄で、シーロム駅、スクンビット駅、チャトチャック駅でBTS(スカイトレイン)と連結しています。
BTSほどは利用しないかもしれませんが、交通渋滞の激しいバンコクではとても便利な交通機関です。
6:00〜24:00の営業時間内に、約5分〜10分の間隔で運行していて、時刻表はありません。
エクスプレス・ボート
チャオプラヤー川を運行するエクスプレス・ボートも、バンコク市内の大事な交通手段のひとつ。三大寺院をはじめ、川沿いの観光地を訪れる時に便利です。のんびり一日旅にもおススメですね。
エクスプレス・ボートは、全ての船着場に停まるローカルラインと、急行のオレンジ・フラッグボート、特急のグリーン・フラッグボートとイエロー・フラッグボートの4種類が運航中。船を見分けるには、船尾に掲げてある旗の色に注目してみましょう。尚、ローカルラインには旗がありません。
エクスプレス・ボートは、6:00〜20:00の営業時間内に、約5分〜20分の間隔で運行しています。運賃は乗船するボートや距離に応じて8〜31バーツ(約28円~93円)。
タクシー
タクシーは個人(緑と黄色のツートンカラー)と法人(一色)の2種類。メーター制ですで、初乗り料金は最初の1kmまで36バーツ(約126円)、その後は1km毎に2バーツ(約7円)課金されます。基本的にチップは不要ですが、少額のつり銭は受け取らないのが一般的。長距離の場合や貸し切りの場合は交渉制になりますし、夜や混雑時も交渉になることがよくあります。
私見ですが、個人タクシーより法人タクシーの方がドライバーの質が良い気がします。結局は人によりますが。
路線バス
路線バスは系統が数字で決まっていて、行き先は前面と側面に表記されています。どの路線バスも時刻表はありません。路線によって車両のタイプや乗車方法、料金などが異なります。英語が通じないと思った方がよいので、正直、日常の交通機関としてはロングスティ上級者用ですね。
ちなみに、冷房が付いているバスと付いていないバスの2種類あって、それぞれ乗車料金が異なります。
トゥクトゥク
タイらしい乗り物の代表が、三輪タクシー「トゥクトゥク」。細い路地にも入って行ける小回りの良さも利点のひとつです。料金は乗車前の交渉次第ですが、だいたい50~200バーツ(約175円~700円)程度ですが、最近は少し高めの金額を提示されることが多くなった気がします。
シーロー
日本人が多く住んでいるスクンビットエリアで活躍しているのが、軽トラの荷台を改造した「シーロー」。距離によって運賃は決まっていて、プロンポン界隈であれば20〜70バーツ(約70円~245円)です。
バイクタクシー
バイクタクシーの運転手は、オレンジ色のチョッキを着ています。タイではバイクの二人乗りは合法で、バイクタクシーも公共交通機関の一つです。利用の仕方は、行き先を告げて後部座席に乗るだけ。料金は後払いです。
渋滞が激しいバンコクでは大変便利なのですが、慣れないと少し危険だとは思います。ちなみに、タイのバイク事故数は世界でもトップクラスだそうです。
料金は、初乗り15バーツ(約53円)からで、ある程度距離や通りによって金額が決まっていますが、短い距離で20バーツ(約70円)、距離が長くなるとタクシーより少し高めといった相場です。
全てを使いこなせるようになったら、もう日本には帰れないかもしれませんよ。(笑)
乗り方等の詳細は次回以降に。
おっさんはいつもいきあたりパッタイ!
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