19日の首相指名選挙は中止!ピタ政権の樹立は事実上不可能に!

ベテラン本格おっさん、パッタイ大好きKUROちゃんです。

新首相を決める首相指名選挙が7月13日に行われましたが、第1回目の投票では、総選挙で第1党となった前進党のピタ党首(42)は下院議員と上院議員の過半数の賛成票を得ることができず、更に、19日に予定されていた第2回指名選挙も実施されませんでした。

その理由は、タイ憲法裁判所が19日の首相指名選挙の直前に、ピタ党首が「国会議員がメディア会社の株式を所有することを禁じる憲法規定に違反した」 とするタイ選挙委員会の訴えを受理し、判決を出すまでの間、同氏の下院議員資格の一時停止を命じ、第2回指名選挙の首相候補として認められなかったからです。

この流れだと、連合を組む下院第2党のタイ貢献党から首相候補が選ばれて、今後の新政権樹立に関してはタイ貢献党が主導権を握ることになりそうです。

タイ貢献党の首相候補は、党首のペートンタン氏と政治経験を持たない不動産王、スレッタ・タビシン氏が有力とされています。

しかし、ピタ前進党党首を首相に推挙する声は未だに強く、新政権に総選挙で第1党となった前進党が排除されるという話も囁かれており、またも国民不在の流れになると、国民の反発が大きくなる懸念もでています!

次回の首相指名選挙は27日に予定されています!

 

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