タイの新型コロナ感染者数情報!ワクチンパスポートが観光業界を救う切り札に!
ベテラン本格おっさん、パッタイ大好きKUROちゃんです。
3月19日、タイ国内で新型コロナウイルス感染症の新たな感染者は100人(国内で感染した人55人、海外から帰国したタイ人2人、海外から入国した外国人2人、外国人労働者41人)、死者は1人、累計の感染者数は27,594人、このうち90人の方がお亡くなりになったと発表されました。退院・治癒した人は26,450人で現在の感染者数は1,054人になっています。
一方、同日発表の日本では、全国で1,464人の感染(タイの約14.6倍)、国内で感染が確認された人は累計で454,326人(タイの約16.5倍)、亡くなった方は8,797人(タイの約97.7倍)です。退院した方は431,809人で現在の感染者数は13,720人(タイの約13.0倍)になっています。
タイ国内の新規感染者数を地域別で見てみると、バンコク都の国内感染者が22人で、鮮魚市場で外国人労働者を中心にしたクラスターが発生した中部サムットサーコーン県は47人、外国人労働者を中心に感染者が多いパトゥムターニー県が5人と報告されています。
この1年、新型コロナウイルス感染症によって、タイ経済を支える最も重要な産業の一つである観光業はとても大きな痛手を受け続けています。
その中、観光・スポーツ省のピパット・ラチャキットプラカーン大臣は、外国人観光客をタイに呼び戻すために、新型コロナウイルスのワクチンを摂取した外国人に対して、14日間の隔離検疫なしでのタイ入国を許可する、「ワクチンパスポート」という計画を明らかにしました。
このワクチンパスポートを、世界保健機構(WHO)が定める国際的ルールとして認めさせようという思惑もあり、外国人観光客からの信頼を得ることを目的に、代表的な観光都市のホテル、レストラン等のを観光業従事者にワクチン接種を推進する考えもあるとのことです。
タイ国政府観光庁(TAT)のユタサック・スパソーン総裁も、ASEAN諸国と協力のもとで隔離検疫なしでASEAN諸国を訪れることが出来る「ワクチンパスポート」を始めたい考えを示しています。
総裁の提案では、「ワクチンパスポート」が承認されれば、2021年中に1,000万人の旅行者がタイを訪れると予想されています。
現在のところWHOは時期尚早としていますが、ワクチンパスポートは、タイのみならず世界中の観光業界を救う一筋の光になるかもしれません。
現段階では、タイ保健省・疾病対策局は、ワクチンの有効性が完全に証明されていないことから、海外からの新型コロナ感染予防には、これまで通り「入国後14日間の隔離検疫」が最も効果があると考え、それを今後も継続していくと発表していますが、政府会議においては、「ワクチンパスポート」を既に議題として取り上げていて、国外の発行状況などを参考にしながら作業を進めていくとしています。
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