絶品ローカルタイ料理⑤トムヤンクンとトムカーガイ

ベテラン本格おっさん、パッタイ大好きKUROちゃんです。

私の大好きなローカルタイ料理、第5回は「トムヤムクン」と「トムカーガイ」です。

「トムヤムクン」は、タイ料理と言えばトムヤムクン!というくらい最もポピュラーなタイ料理の一つで、世界三大スープと称されるくらい有名ですよね。エビからの出汁の旨みとハーブたっぷりのスープを味わう本当に美味しいタイ料理です。

トムヤムクンは、辛味・甘味・酸味を見事に調和させたタイの代表的な料理で、その料理名は、「トム」=「煮る」、「ヤム」=「混ぜる」、「クン」=「海老」の3つの言葉から成っています。トムヤムは他にも色々な種類があって、材料によって、シーフードだったらトムヤムタレー、豚だったらトムヤムムー、鳥だったらトムヤムガイとなり、その他にも魚をいれたり、地方独特のものがあったりします。

実は、トムヤムクンの中でも種類があるんです。それは、『トムヤムクン・ナームコン』と、『トムヤムクン・ナームサーイ』の2種類。直訳するとナームコンは「濃い水」、ナームサーイは「澄んだ水」という意味です。 店によってはナームコンを「こってり」、ナームサーイを「あっさり」なんて表現しているところも!

『トムヤムクン・ナームコン』は、一般的にココナッツミルクが入ったクリーミーなスープで、コクのある絶品のトムヤンクンです。

『トムヤムクン・ナームサーイ』は、ココナッツミルクは入っておらず、あっさり味のスープ。酸味と辛味が素直に伝わってきてさっぱりした美味しさがあります。

どちらも甲乙つけ難い美味しさなので、是非食べ比べてみてください。

それから、もう一つのタイスープの代表選手!鶏肉をココナッツミルクとタイの生姜で煮込んだスープ「トムカーガイ」です。私はこのスープ大好きです!
「トム」は「煮る」、「カー」は「タイで使われる生姜(ガランガル)」、「ガイ」=「鶏肉」ことを意味しています。
甘味と酸味が調和したまろやかな風味。パクチーを入れるお店もあります。

鶏肉がメインですが、シーフードを使うと「トムカータレー」、豚肉だと「トムカームー」という名前になります。
鶏肉の、いわゆるスープ煮。とろみはなく、さらっとしていますが、タイ人は普通ご飯に掛けて食べるので、感覚的にはカレーに近いかもしれません。

ココナツミルクの白さからマイルドな味を想像しがちですが、ライムの酸味がかなり効いているのと、唐辛子が入るので、後味にピリッとした辛みも。
タイ料理上級者には、トムヤムクンよりもこちらの方が好き!という人も多い、通好みの一品です。

おススメ老舗タイ料理レストラン「Khrua Nai Baan (クルアナイバーン)」でも、

老舗の「Thong Kruang トンクルアン」でも、いちおしメニューの一つです!

「Khrua Nai Baan (クルアナイバーン)」については、「タイと言えばビール!老舗タイ料理店と言えば「クルアナイバーン」!」
「Thong Kruang トンクルアン」については、「タイと言えばビール!タイ料理の老舗「トンクルアン」!」
を参考にしてください!

「トムヤムクン」も「トムカーガイ」も、タイ料理レストランではポピュラーなメニューなので、是非注文してくださいね!

 

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