絶品ローカルタイ料理⑧ ゲーン・キヤオワーンとゲーン・マッサマン
ベテラン本格おっさん、パッタイ大好きKUROちゃんです。
私の大好きなローカルタイ料理の第8回は「ゲーン・キヤオワーン」と「ゲーン・マッサマン」。グリーンカレーとマッサマンカレーですね。
タイ語のゲーンはスープ料理(汁物)の意味ですが、一般的には「カレー」を意味します。タイの代表的なカレーにイエローカレー、レッドカレー、グリーンカレーがあります。日本人に人気があるのは、「ゲーン・キヤオワーン」、グリーンカレーだそうです。私も「ゲーン・キヤオワーン」が好きですね。ちなみに、キャオワーンは「緑色で甘い」という意味です。
ゲーン・キヤオワーンは青唐辛子がベースで、ココナッツミルクの濃厚な甘い後口が特徴。具は鶏肉か魚のつみれが選べることが多いです。タイで一番辛い、緑色をした青唐辛子が使われてるので、スープの色が緑色になります。
皮が厚くて歯応えのあるマクアポッという黄緑色でピンポン球みたいな丸ナスと、
ちょっと苦みのあるマクアプアンというグリーンピースのような小さなナスが入っています。
2つとも日本ではタイ料理店以外では食べられない変わったナス。特にマクアプアンは、味も歯応えもとてもナスの1種とは思えません。
ココナツミルクの甘さと唐辛子の辛さ、ナンプラーの旨味、ナスの青臭さ、そして香辛料の香りが加わり、特にタイのゲーン・キヤオワーンは刺激的なな味付けになっていいる気がします。
もう一つ私の好きなカレーがマッサマンカレー、「ゲーン・マッサマン」です。
マッサマンとは「イスラム教の」という意味。その名の通り具材には鶏肉を使っているのが一般的です。イスラムの影響を受けており、タイ南部でよく食べられていて、スパイシーではありますが、辛さ控えめです。
そもそもゲーン・マッサマンが有名になったきっかけは、米国の情報サイト『CNN Travel』で2011年に発表された「世界で最もおいしい50種類の食べ物(World’s 50 best foods)」でマッサマンカレーが第1位に選ばれたことです。
甘みのあってコクのあるカレーなので、レストランではビーフやマトンを使うこともあります。
「ゲーン・キヤオワーン」も「ゲーン・マッサマン」も、高級タイレストランでは看板メニューになっていることが多いので、滞在中に食べ比べてみるのも面白いですよ‼️
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