絶品ローカルタイ料理㉔タイスキ

ベテラン本格おっさん、パッタイ大好きKUROちゃんです。

私の大好きなローカルタイ料理の第24回は、肉や魚、野菜などを煮込んだタイ風の寄せ鍋「タイスキ」です!

タイスキは、中国の「火鍋」がタイ式にアレンジされて、魚介類やお肉、野菜などを湯炊きし、タレをつけて食べるタイ独自の料理です。

「タイ」は”タイランド”、「スキ」が”すき焼き(スッキー=すき焼き)”で、名前は日本の「すき焼き」からきていますが、具材を湯炊きしタレをつけて食べる料理で、味は日本のすき焼きというよりも「水炊き」「寄せ鍋」「しゃぶしゃぶ」などに近い料理です。

ちなみに、タイ人はタイスキのことを「スッキー」と言い、食堂や屋台では汁なしの出来上がったもの(スッキーヘーン)が器に盛られて提供されたりもします。

タイにはタイスキの2大チェーン店、「MK」と「コカ」があり、迷った時はこの2大チェーン店を選べば間違いありません。
とくにタイ人に人気があるのは「MK」で、タイ全土の商業施設には必ず「MK」があると言っていいほど店舗数が多くあります。


ちなみに、「MK」も「コカ」も日本に支店があるので日本で食べることもできます。

タイスキは日本の鍋と同じで鍋自体には特に味はないので、ナムチム(タイ風つけタレ)の美味しさで全てが決まってしまいます。ナムチムはたくさんのニンニクや唐辛子、ココナッツシュガーやライムなどで作るのが一般的で、甘辛い味に酸味がプラスされて肉や野菜との相性は抜群です!

好みに合わせて、タレと一緒についてくる、ニンニク、ライム、プリッキーヌ(緑の唐辛子)をタレに混ぜて自分好みに味を変えて楽しむこともできます。

タイスキは、食べ終わった後には残ったスープでシメのおじやにして食べるのがおすすめですね!

 

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