絶品ローカルタイ料理⑥ ソムタム

ベテラン本格おっさん、パッタイ大好きKUROちゃんです。

私の大好きなローカルタイ料理、第６回は「ソムタム」です。

「ソムタム はもともとラオスとタイのイサーンの料理であるタムマークフン（パパイヤサラダ）が変化しながら南下し、タイ全域で広く食べられるようになった代表的なタイ料理のひとつです。

ソムタムに欠かせない材料、それはパパイヤ。あのオレンジ色の甘いパパイヤのサラダになると思われる方も多いかもしれませんが、ソムタムに使うパパイヤはまだ熟していない青いパパイヤです。まさに野菜感覚なので、シャキシャキ！！とした歯ごたえも楽しめるサラダになるわけですね。

ソムタムはもともとタイ東北部イサーン地方の郷土料理。何と言っても簡単、美味しい、材料が安いの3拍子が揃っているので、今やタイ全土に広まっています。ちなみに「ソム」はタイ東北部（イサーン地方）の方言で「すっぱい」という意味だそうで、「タム」は「叩く」という意味です。タイでは「クロック」というすり鉢のような用具を使って叩きながら作るので、この名前がついたのでしょう。

ソムタムと言っても実は何種類かあります。一般的なのは、ソムタムタイ！

干し海老やピーナッツ入りの一般的なソムタム。甘酸っぱい味が特徴です。

オリジナルのイサーン料理のソムタムはマイルドなソムタムタイではなく、ソムタムプー！

沢蟹入りのソムタムです。干し海老や、ピーナッツは入っていません。

それから、ソムタムプーパラー！

塩漬けの発酵した魚と沢蟹入り。かなりのクセがあるので、ソムタムはやっぱりプーパラーでしょ！って言える人はかなりのタイ通ですね！！
ちなみに、沢蟹入りは寄生虫等がいる場合があるので注意が必要です。お腹の弱い人は食べない方がいいと思います。

それから、青パパイヤに入っているパパインには強力な脂肪分解力があるそうで、おいしい上にダイエットに最高！ということで若い女子にも大人気。またカロリー控えめなのにビタミンA、ビタミンC、カリウムが豊富で、肌の汚れを落とす効果もあるそうです。おっさんにも若返り効果があるかもですね？？

ソムタムと言えば屋台やローカルタイレストランのメニューといったイメージがありますが、最近ではお洒落な内装の高級レストランでもソムタムがメニューにありますので、是非色々なソムタムをお楽しみください！

おっさんはいつもいきあたりパッタイ！

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