タイ語の豆知識!
タイ歴40年のKazuです!
今日はタイ語の豆知識を書いてみます!
まずは「ワイ(合掌)」について!
タイのワイは日本のお寺でする合掌とはちょっと形が違います。
日本の合掌は、手のひらを合わせ両肘を横に広げて行いますが、タイのワイは、手のひらはピッタリつけません。手のひらの間に膨らみをもたせて手を合わせ、肘を体につけて挨拶します。
また、手の位置も相手によって異なります。
子供が目上の人に挨拶する際は、手のひらで鼻をかくすように構えます。
大人同士の場合はのどの下辺りの位置で手を合わせます。
このワイは、最近の若い人はあまり行わなくなっている人も多く感じますが、覚えておいて損はないでしょう。
「おはよう」、「こんにちは」、「こんばんは」
タイ語ではすべて「サワディーカップ」(男性)「サワディーカー」(女性)です。
ちなみにサワディーをタイ人がローマ字で表記すると、Sawasdeeとなります。途中に発音されない”S”が入っています。タイ文字の表記をローマ字にあてはめたものですが、この”S”を意識して、サワとディーの間で一瞬の間を取るとタイ語っぽく聞こえます。
「カップ」、「カー」
タイ語では、敬語の代わりに近い感覚で、語尾に男性はカップ、女性はカーをつけます。
タイ人と英文でメールなどをやり取りする際、英語には丁寧な言い方はあっても敬語がないため、英文の語尾にカップ、カーをつけるタイ人は多くいます。
話し言葉の場合でも、語尾にカップ、カーを付ける人も多いようです。
今度タイ人と英語で話すときは、語尾にカップ、カーを付けてみましょう。
相手に対する気遣いが感じられて、会話に柔らかさが加わると思います。
タイ語の発音は抑揚が大事!
タイ語の翻訳のカタカナを読んでも、タイ人には通じない、と感じる人は多いようです。
これは発音の仕方や抑揚がないことが原因です。
タイ語を覚えて使いこなすのはかなり難しいのですが、翻訳機などでタイ人の発音を聞ける場合は、耳で抑揚と発音を極力真似してみましょう。
よく聞くと、抑揚が上がる箇所、抑揚が下がる箇所、またカタカナでは書いてあるものの、実際タイ人は発音していない音などの違いが発見できれば、あなたにはタイ語上達の素質があります。
発見したその違いをそのまま真似しましょう。きっとだんだん通じるようになるでしょう。
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